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sage

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  • 愛知県がんセンターの富田氏の論文

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  • 投稿日:2016年 5月24日(火)20時39分14秒
  • 編集済
 
以前、IMRT vs brachytherapyで愛知県がんセンターの放射線治療部の富田夏夫氏他の論文を紹介しました。今回、Google Scholarで検索し、富田氏の新しい論文、J Cancer Res Clin Oncol. 2016 May 2をみつけましたので、概要紹介します。


・2006年6月~2013年12月のT1-4N0M0 の391人の患者が対象
・照射線量中央値は78Gy
・ホルモン治療は下記のとおり
 全例に対してネオアジュバントADT療法を施行し、施行期間中央値は10か月
 アジュバントADTの期間中央値は19か月、ホルモン治療全体の施行期間中央値は27か月

・5年PSA非再発率
 低リスク 100%
 中間リスク 98.2%
 高リスク  97.7%
 超高リスク 87.9%

full text のページの Look Inside をクリックすると、2ページ分だけ読むことができます。
Table1 に患者の詳細な内訳が載っています。

高リスク  158人(40.4%)
超高リスク 112人(28.6%)

ということで、高リスクの割合が大きいといえます。


さらに
中間リスク 88人(22.5%) での結果がPSA非再発率 98.2% ということは病院は違いますが、中間リスクで同じ放射線治療装置(トモセラピー)での治療を受けた患者としては心強い感じです。
もちろん、病院による技量の差はいかんともし難いとは思いますがそのことを別にしてもIMRTでの治療成果を継続して論文発表しているのはとてもいいことだと思います。
7年PSA非再発率、8年、10年の治療結果の論文を期待するところ大です。

今回は医学的な情報とはあまり関係ない私的な感想もダラダラと書き連ねました。

http://flot.blue.coocan.jp/cure/