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sage

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  • Bittner氏の論文 Prostate Cancer Results Study Group(PCRSG) より

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  • 投稿日:2015年 5月17日(日)13時31分1秒
  • 編集済
 
Grimm先生らの欧米の主要な施設(Prostate Cancer Results Study Group(PCRSG))のデータにより、高リスクの前立腺がんのトリモダリティ治療の治療成績として10年PSA非再発率が90%ということがいわれます。(参照1参照2)

PCRSGのデータはPCRSGのデータで書きましたようにサイト論文のデータがあります。論文は2000年から2010までの18,000以上の論文が対象であり、サイトは2000年から2012年までの25,000以上の論文を調べた結果です。

サイトには元となる論文ははっきりしないので、論文をみてみました。

なお、Table 3.をみると、高リスクの場合、EBRT + seeds + ADT の治療の論文の個数は6であり、Seeds + EBRT は15 ということです。

Figure 3で、10年PSA非再発率が90%以上と思われるREFERENCESの番号1861及び11のabstractを読んでみました。11、18に関しては、リスク分類毎のPSA非再発率はabstractに記載されていないので、記載されている61、Bittner N, et al. Whole-pelvis radiotherapy in combination with interstitial brachytherapy: does coverage of the pelvic lymph nodes improve treatment outcome in high-risk prostate cancer? Int J Radiat Oncol Biol Phys. 2010 Mar 15;76(4):1078-84. の概要を紹介します。

筆頭著者はNathan Bittner氏であり、Tacoma/Valley Radiation Oncology Centersに所属しています。

・1995年5月から2005年10月までの高リスク前立腺がん患者(グリーソンスコア8以上及び/またはPSA20以上と定義)186人が対象

・小線源治療と外相照射が併用され、外照射は全骨盤(WP)照射と ミニ骨盤 (MP)照射を行い、比較

・10年PSA非再発率
WP:91.7%
MP:84.4%

ホルモン治療(ADT)を実施した場合
WP:93.6%
MP:90.1%

ADT 無しの場合
WP:82.4%
MP:75.0%

10年PSA非再発率が90%を越えるのは条件があり、また、高リスクといってもT3は対象外です。

T3を対象にしなかったというのはAmerican Brachytherapy Society (ABS) ガイドラインで引用したように、1999年制定のガイドライン(改訂は2012年)に以下のように書かれていることが関係しているのだろうか。

Brachytherapy as a Boost to EBRT:
Stage Clinical T2b, T2c or
Grade: Gleason sum 8-10 or
PSA > 20 ng/ml


http://flot.blue.coocan.jp/cure/