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  • 父の前立腺がん治療記

  • 投稿者:ターキー
  • 投稿日:2017年 3月25日(土)23時25分49秒
 
初めての投稿です。

父(投稿日現在 S医科大学O先生よりトリモダリティ加療中)に代わって投稿します。
もし皆さんのご参考になれば幸いです。

本人(父)1942年3月生まれ(投稿日現在75歳)

◇術前(2016年3月)のデータ
・PSA 21
・GS 8(3+5)、7(4+3)・T3
・CT、骨シンチ 転移はないが前立腺上部方向にはみ出した部分あり
・約20年前に循環器疾患(心筋梗塞)でカテーテル&バルーン治療実施、現在も服薬中。

◇経緯
2013年:  PSA4.5(近所のかかりつけM医師のもとでの定期健康診断にて)経過観察することに。

2014年:  PSA9.0(同上)本人とM医師の協議により、本人が循環器疾患で通院している(S医科大学とは別の)大学病院(※以下Z大学病院と称す)泌尿器科を紹介してもらうことになる。

2014年9月:Z大学病院泌尿器科で直腸からの触診と超音波診断を受け、「異常なし」との診断。

2014年11月:Z大学病院泌尿器科で生検(直腸から8本)、「異常なし」との診断。

Z大学病院での結果をM医師に伝えたところ、M医師から「生検の針が癌に触れなかっただけで、癌は必ずある」と助言をもらう。

Z大学病院に6ヶ月後のPSA(再)検査を希望したところ当時の担当医より「12ヶ月後で良い」との回答。

2015年9月:Z大学病院泌尿器科でPSA再検査、PSA18.0。この時から担当医が変わり、MRI検査をおこなったところ、前立腺上方に影があり、会陰部から生検をすることになる。

2016年1月:Z大学病院泌尿器科で再生検(会陰部から20本)。

2016年2月:Z大学病院泌尿器科より再生検結果2本から癌が見つかり、GS 8(3+5)、7(4+3)・T3と診断。※このときこれまでの誤診のお詫びがありました。
医師から今後の治療方針として「このあとCT検査と骨シンチ検査をおこない、転移がなかったら、ダビンチ治療または(放射線)外部照射治療をしてはどうでしょうか?」という提案を受ける。
このとき私たちから「(かねて市民講座などで知った)小線源治療が当院でできないか」質問したところ、医師「その場合は当院では(小線源)治療できないが、その治療ができるいい先生を知っているので紹介します。」との回答。

2016年2月:Z大学病院泌尿器科でCT検査、骨シンチ検査を実施。

※この間、本人も小線源治療、トリモダリティ治療のことを調べ、勉強し、S医科大学病院のO先生のことを知り、同医師が発信しておられる文献や関連するインターネット情報に触れることになる。この過程で本人はO先生への信頼を強め、O先生の治療を受けたい気持ちを強めていったように見えました。また、この間、家族で外部照射治療と小線源治療および持病(循環器疾患)との兼ね合い、通院の体力的負担などについて話し合いました。

2016年3月:Z大学病院泌尿器科医師より「検査結果、転移はないが、癌が前立腺上方にはみ出しているため、ダビンチ治療はできず、外部照射治療となり3ヶ月くらいの通院加療が必要」との見解と説明がある。
このとき、本人から「小線源治療を受けたい」との希望を伝えたところ、Z大学病院医師から「それでしたら、(前にお話ししていたようにそれが実施できる)S医科大学病院のO先生を紹介します。」と返事があり、紹介状(紹介状には経緯、現状とともに小線源治療について本人が勉強し、治療を受けたがっている旨も書いてありました。)と資料として画像データと生検標本(後日)を受け取る。
※私は内心で本人が治療を受けたがっていたO先生を紹介してもらえたことを喜びました。

翌日:   S医科大学病院前立腺癌小線源治療学講座(以下小線源科と略す)O先生へ診察を受けに訪問、Z大学病院泌尿器科で受け取った画像データを提出。※診察、検査後、O先生からトリモダリティ治療方法およびその治療期間と高齢者の前立腺癌進行速度に関する説明があり、(高齢にも関わらず)治療を希望する本人の意志の強さを確かめるようなやりとりがあったようです。

ここから小線源治療までの間に何度かの診察やプレプラン等を挟む。※この時にO先生にホルモン治療が循環器疾患に対してどの程度影響するのかなどを質問し、全く問題ないことや、術前術後の循環器疾患薬服薬指導を受ける。またO先生からはトリモダリティ治療のこれまでの治療数と根治率等の説明があり、「この治療方法は絶対に治るからその分がんばって長生きしなきゃだめだよ」と励ましを受ける。

2016年3月:S医科大学病院小線源科O先生よりホルモン治療。※注射と経口施薬

2016年4月:(2016年1月Z大学病院でおこなった)生検の標本を(Z大学病院からもらい)S医科大学小線源科O先生に提出。この標本はS医科大学でも鑑定されZ大学病院と同様の鑑定結果となる。

2016年7月:ホルモン治療一旦休止※治療計画通り

2016年9月:S医科大学病院小線源科でPSA再検査、ホルモン治療の効果が出始めたのか、それまで上がり続けてきた値がこのとき初めて(びっくりするくらい)下がる(PSA0.033)。

2016年10月:ホルモン治療再開※治療計画通り

2017年1月:ホルモン治療一旦休止※治療計画通り

2017年1月:S医科大学病院小線源科O先生よりヨウ素125シード線源挿入前立腺癌治療(半身麻酔をかけて66本挿入)。※手術前日~手術翌々日の3泊入院。手術翌々日に出血止まり、1週間程度で元の生活(QOL)に戻る。
※循環器疾患経験者であるため手術の所要時間と体力の兼ね合いを私は内心で心配していましたが、拍子抜けするくらい早い治療でした。
また、以前から循環器疾患対策で血液を固まりにくくするため薬を服用していたので、術後の出血がどのくらいで止まるかも本人家族共々気にしていましたが、服薬指導のおかげもあり心配する間もなく止まりました。

2017年2月:ホルモン治療再開※治療計画通り

2017年3月:S医科大学病院放射線科で外部照射治療開始。

投稿日現在:外部照射治療のため通院中。2017年4月まで25回照射予定。

◇おわりに
本人は小線源治療1週間程度で日課の散歩を再開し楽しめるなど、私が内心で心配していた高齢、循環器疾患に起因する身体的負担を全く感じさせない(むしろ心配して損したわ(笑)と思わせるくらいの)生活がここまでできています。

何より本人が非常に前向きな気持ちで治療に取り組んでいることが家族として大変ありがたく、一見ぶっきらぼうに見えて実はとても熱心に真剣に加療にあたってくださるO先生に言葉で言い表せないくらい感謝しております。

この投稿が、不安や辛い思いで前立腺癌と向き合っておられるかたとそのご家族のご参考の一助になることを願って止みません。

以上