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3月13日十日町訪問

 投稿者:自立生活センター新潟(遁所)  投稿日:2005年 3月15日(火)18時47分50秒
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  3月13日 十日町訪問
朝8時に事務所を出て、十日町に向かう。今回の目的は小出のYさんと十日町の皆さんを引きあわす事である。また、自立生活センター新潟の理事長篠田にも今までの活動を見てもらうことからワゴンに乗り込み(電動車いす二人、ゆいま〜る(障害児を支える家族の皆さんの3人・自立生活センター職員一人)で現地に向かった。もう1台黛ドクターとゆいま〜るの家族3人合わせて10人の大移動である。
現地では、小出から二人、十日町のご家族4家族(10人)と出会い、手作りのそばを打ちながら、篠田代表から10年前から立ち上げた自立生活センター新潟の取り組み、私からNPO法人の試み、さらにはYさんが地域でこれからやっていく考えなどを話し合った。
今スペシャルオリンピックが終わったばかりで、十日町のご家族はその話題で持ちきりであった。そのなかで普通高校に進学を希望するご家族の悩み、養護学校以外の選択肢をみんなで考えあった。現在普通学校で特殊学級に通わせているお母さんたちも本当は養護学校以外別の道があればそちらの方が良いと考えていると確信している。ただしその道がいばらの道だけになかなかイメージが湧かないということと仲間が少ないということからひとりで悩むことが多い。
結局養護学校に通うには冬場は寮にはいるあるいは小出に向かうために峠を越えなければならない厳しさがあることから、そんな危険なことをしなくても十日町の中の普通学校に通いは良いということから普通学校に入学するチャンスが多いのではないかと単純に考えてしまうがそうはいかない。十日町でも養護学校新設をという声も聞く。古くて新しい問題である。
新潟市内に自立生活体験室を構える予定であることを伝え、もう少し具体化した話になったら新潟市内に来ていろいろな問題を共有していきたい。十日町では情報が少ないという訴えを聞いた。これからも連絡を取り合っていきたい。

小出のYさんは4月に入ったら訪問を多くしていきたいということを希望していた。十日町の方との連携から事務所となる物件探しや、彼ら介助をするヘルパーの確保など今までになかった話が出始めた。
広域事業を使ってなんとか自分で推薦したヘルパーの利用ができないだろうか?ガイドヘルパーの拡大解釈で彼の活動がもう少し広がらないかなど話し合った。

いろいろな話し合いの中でやはりグループホームが一つのキーワードではないかということを感じる。
新潟市に社会資源を増やし、誰もが住みよい社会をと願っている私たちもグループホームの学習をしなければならないと感じる。
昼間活動する作業所は親がかかわっても良いと思うが、夜の住む場所が将来は親から離れた形となれば、親亡きあとの子の行方について新たな選択肢が生じるのではなかろうか?

普通学校を卒業しても養護学校を卒業しても作業所での活動となる。養護学校では社会の厳しさが分からないまま卒業するので、再教育(自立生活プログラムなどが必要となる)養護学校でなく普通学校でもまれた子どもたちは、そのまま社会に適応すると聞く、今更映画に行くあるいは電車に乗るというようなことはプログラムとして経験しなくてもすでにしている。
そこのギャップを埋めながら、どちらにせよ自立生活センター新潟は支援していくのだろうと思う。
今回の震災の教訓をしっかりと身をもって考え、今後に生かしていくことが課題であろう。
帰りの高速道路での出来事
栄インターチェンジで休憩を取った時、長年にわたり古くから障害当事者の支援をしてくださっている神父のアンリさんに似た方がヒッチハイクをしていた。声をかけた所、プロテスタントの牧師さんであった。コンピュータに詳しく、さらに話を進めたら息子さんがアスペルガー症候群ということだった。
なんとなく声をかけたことも偶然だと言えば偶然だが、他のドライバーが無視して次々と出発していく中一人たたずんでプラカードを持っていた外国の人を座席がたまたま空いていたのでのせたらそのような背景があった方であったことに不思議な縁を感じた。
 

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