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二次発がん(膀胱がん)

 投稿者:  投稿日:2017年11月 2日(木)16時30分54秒
  通報 編集済
  二次発がんに関連して二つの投稿、2017年10月 8日及び2015年10月24日にしました。

改めて最近みいだした2つの論文について書きます。
1. World J Urol. 2017 May;35(5):713-720.

1973年~2011年の346,429人の男性に対する解析ということで前立腺がんで放射線治療を行った患者と前立腺がんでない患者との間での比較です。

結論をGoogle翻訳で示します。

前立腺放射線照射後の膀胱がんのリスク増加は、人種に関係なく、主に10年後
に起こる。10年後に膀胱がんを発症する相対リスクは、外照射または外照射
および近接照射療法よりも近接照射療法後の方が有意に高い。前立腺照射後の
膀胱がん、特に近接照射治療後の膀胱がんは、一般に前立腺がんのない患者
よりも低ステージであるが高悪性度である。

2.BMJ. 2016 Mar 2;352:i851.

これは観察研究の系統レビュー・メタ解析であり、21の論文が対象です。
海外ジャーナルレビューにこの論文についての文があった。
医学文献検索サービス -メディカルオンライン

結論の文を引用します。

21研究の多くは体外照射で、IMRTは解析に含まれなかった。放射線治療は、
膀胱がん(aHR:1.67)・大腸がん(1.79)のリスクを増加させたが、血液
がん・肺がんは有意に増加しなかった。また、二次がんオッズは体外照射では
増加したが、小線源療法では増加しなかった。

石原藤樹のブログ(元六号通り診療所所長のブログ)にもこの論文について前立腺癌放射線治療後の二次発癌リスクについて [医療のトピック]という記事が書かれています。

少し1.2.の論文の結論は異なりますが、1. は346,429人と結構な数の患者の解析ということで、それなりの信頼性はあるかと思います。

いずれにしろ、10年後のことを心配しても仕方がないという現在の心境です。

http://inves.seesaa.net/

 
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